穂別の桜も例年通りに連休には満開となり、今は散り始めています。
実は親戚に昔、趣味として猟師まがいをしていた人がおりまして、亡くなって身内が遺品の整理をしていて見つけた物がこの写真の熊の敷物でした。
昔は穂別には鉄砲を持って猟をしていた人が多く、今ではソフトバンクのお父さんで有名になった北海道犬を連れて狩猟をしていたのです。この北海道犬は勇敢で、飼い主には忠実で、熊には平気で向かっていきますし冬山で夜を過ごすときなどとても暖かいので、抱いて寝て凍死を免れるために狩猟に連れて行ったようです。
亡くなった親戚のおじさんから、私の母は良く熊の胃を購入していましたし、真っ白な北海道犬をもらって飼っていました。
冬眠明けの熊の胃、実は胆のうですが、冬眠中は食事をしていないため熊の胆のうの状態が良いので金と同じ価格で取引されていたのです。この熊の胃は消化薬になります。お酒の2日酔いにもてきめんの効果が出ます。
この熊の敷物から、ふと、昔の思い出がよみがえりました。 ☆