6月13日に93才(老衰)で亡くなった弊社会長に正六位が叙位されました。
弊社の会長は旧穂別町で長年、町の議長や商工会長をしており、穂別の町内を縦断する道々拡幅の計画が持ち上がったとき、バイパスでは穂別の商店街が消滅する危機感から、北海道と協議を重ね、北海道として初めて道々を現状の位置のまま道路の両側の商店街をセットバックさせ、老朽化した商店街の移転補償金を元に、穂別の商店街を再生させることに成功させたのです。
その時に景観条例を作り、道々に面した建物は外壁を白系に、屋根はオレンジに統一。
セットバックの対象にならなかった建物には、弊社が町に対して、屋根の色をオレンジに塗り替えるための指定寄附を3年間続け、穂別の町並みが作られたのです。(当時の町並みの写真です)
それからすでに35年が過ぎて、街路樹のメタセコイアは大きくなり、むかわ町と合併して10年、住宅の色も徐々に色々ないろになりました。
旧穂別の商工会長当時、道の商工会の理事なども歴任し色々表彰を受けていたことなどから、平成26年には旭日光章を受けており、この度正六位を叙位されました。
シーベリー事業も弊社会長が穂別の産業にすべく、ほ場と苗の育成、土地の確保を受け持ってくれていました。
シーベリーの基盤も弊社会長の行動力でもたらされたものなのです。 ☆