今回の熊本での地震報道を見て、先日お休みをいただいた時のロンドンの自然史博物館の地震の展示を思い出しました。
以前にもロンドンの自然史博物館へ行ったことはあったのですが、閉館時間間際だったため全てを見る事ができず、今回は地質コーナーも見てきました。
その中に日本での地震のコーナーがありました。
阪神淡路の揺れを体験するコーナーや、3・11地震での津波を映像で流しているコーナーがあったのです。
揺れを体感するコーナーでも、津波の映像でもその前でほとんどの方が足を止めていました。
実は3・11の地震後、福島で原発の事故があり、福島の子供達を夏の北海道で思い切って遊んでもらうというボランティアがありました。弊社はそのに子供達30名の宿泊施設として穂別にある寮を提供したことがあるのです。そのため3・11の地震の映像に見入ってしまいました。
自然史博物館は恐竜の化石で有名ですが、日本での地震がもたらす被害も世界中から来場する方にも体感と共に、知っていただくための展示をしていました。
自然史博物館の地震とその被害を知っていただくための姿勢に敬服するとともに、今回の熊本地震で被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。